◆ 外観はほぼ出来あがった ※ 2012/04/14 撮影
|
2012/4/14 時点では、ほぼ外観ができあがり、内装の工事をしていました。旧聖堂は木造で高さ約 21m、幅 13m、奥行き 32m とかなり大きな建物です。
赤い屋根と高くそびえる尖塔が印象的で玄関の2階にはベランダもあります。
天井を高くする斜め梁を使用し、鹿児島産の石柱と柱頭飾り、窓枠等の擬造石、漆喰(しっくい)塗り壁など伝統工法で再建しているそうでが、これらができる職人さんがいなくて苦労されているようです。
鹿児島時代の聖堂の写真と比べると、ほぼ同じように再建しているようです。
ただ、横の中央付近に鉄骨の梁が突き出ていますが、これは旧聖堂にはなかったもので、今回補強された構造物のようです。地震にも強い設計になっていることが良く分かります。
それと、九電の教え子に頼んで電線は地中に入れてもらったと土田教授は言われていました。空に電線が無いので写真的にもスッキリしています。
再建中の聖堂の先にある御受難修道会・宗像修道院に行ってみました。こんな所に修道院がある事を知りませんでしたが、ルルドの洞やラファエルの水、「十字架の道行」という遊歩道そして修道院の建物などがあります。
再建中の聖堂が完成したあかつきには、この辺りは宗像の新名所となることと思います。
|