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福岡県宗像市大島
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◆◆◆◆◆ 筑前大島 ◆◆◆◆◆
筑前大島は周囲13.5キロ(人口約1,000人)の福岡県内最大の島です。
宗像市神湊より宗像市営の連絡船とフェリーで所用時間約25分、島には民宿や旅館も多く釣り人やレジャー客で賑わっています。
連絡船発着所(大島避難港)の西波止は家族連れやビギナーの釣り人に最適な場所であり、バリ、チヌ、
クロ、ボラ、サヨリなどが釣れる。このほか全域に良好な釣り場があります。
●『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群 が2017年7月9日にユネスコの世界文化遺産に登録されました。
登録された構成資産は、沖ノ島の3つの岩礁(小屋島、御門柱、天狗岩)を含め8資産です。
・沖ノ島(おきのしま)
・小屋島(こやじま)
・御門柱(みかどばしら)
・天狗岩(てんぐいわ)
・宗像大社沖津宮遥拝所(むなかたたいしゃおきつみやようはいじょ) → ★ 筑前大島にある世界遺産
・宗像大社中津宮(むなかたたいしゃなかつみや) → ★ 筑前大島にある世界遺産
・宗像大社辺津宮(むなかたたいしゃへつみや)
・新原・奴山古墳群(しんばる・ぬやまこふんぐん)
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◆ 大島南東面全景(湯川山 山頂 (471m) より望む) ※ クリック−>筑前大島超ビッグパノラマ写真
◆ 大島の地図 ( 2007年8月再作成 )
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筑前大島は史跡巡りと磯遊び、釣りといろいろ楽しめる島
古代から宗像三神の御一神、端津姫神(たきづひめのかみ)
を祀る神の島として有名であり、船着場そばに「宗像大社中津宮」があります。 小川があり「天の川」と言います。そうです、この川は
「天の川伝説」発祥の川でもあり旧暦の七夕(8月7日)には七夕祭りが催されます。
ほかに、大正15年にできた大島灯台、整備されたかんす海水浴場、風車展望台と砲台跡、市営の大島牧場、御嶽山展望台などがあります。
筑前大島の動画(完全版 約13分)
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◆ 「フェリーおおしま」と神湊港
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◆ 夏は海水浴に行く人も多い
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◆ 約25分で大島港ターミナルに着く
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◆ 大島港ターミナル周辺のパノラマ写真
◆ 「しおかぜ」という連絡船もある
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◆ タクシーも1台いる
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◆ レンタサイクルもある
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◆ 宗像大社中津宮 ※世界文化遺産
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◆ 宗像大社中津宮 ※世界文化遺産
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※ 天ノ川伝説のある大島には天の川があり、天の川を挟んで織女神社と牽牛神社(けんぎゅうじんじゃ)がある
◆ 織女神社(しょくじょじんじゃ)
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◆ 大島にある天の川
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◆ 牽牛神社(けんぎゅうじんじゃ)
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◆ 天真名井(あめのまない)と言う泉
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◆ 中津宮には境内社もいろいろある
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◆ 天真名井の入口のバクチクの木
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◆ 海に続く宗像大社中津宮の鳥居
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◆ 宗像大社中津宮そばにある蛭子神社(須賀社)
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◆ ウッドデッキでのんびりできる大島港緑地公園
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◆ 大島港緑地公園
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◆ 2011年春オープン予定の大島海洋体験施設は工事中
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◆ 風光明媚な 夢の小夜島
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風光明媚な 夢の小夜島(さよしま)のある「かんす海水浴場」は渡船場より徒歩10分程度の位置にある海水浴場です。きれいな砂浜で周辺は公園化されており、
東屋の休憩所やベンチ、シャワー、更衣室、トイレなどの設備も完備しています。大島では一番人気の海水浴場です。
夢の小夜島(さよしま)は室町時代連歌師 飯尾宗祇(いいおそうぎ)(1421-1502)の「筑紫道中記」に歌われた島。昔の詩情そのままで、海中に立つ朱色の鳥居と島を覆う松の緑が美しいコントラストを見せています。
鳥居が立っているので島の頂上に何かあるのか? と思い、今回登ってみました。山頂には小さな祠(ほこら)があり祠の中には石が祀ってありました。どういう謂(いわ)れがあるのかは不明です。
小夜島海水浴場そばに「民具資料館」がありましたが、2005年に閉館しました。
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◆ かんす海水浴場
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◆ かんす海水浴場
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◆ かんす海水浴場
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◆ 日帰りは良いが宿泊のテントは禁止
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◆ 「民具資料館」は閉館になった
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平成13年7月7日にオープンした筑前大島温泉「さざなみ館」は大島渡船場より約600m徒歩15分程度のところにある温泉です。渡船場より無料の送迎バスが運行されているので、歩くのはどうも・・・という方は利用ください。大島中心部の山間部にあるが塩水の温泉である。塩水ゆえに保温性は抜群である。入浴後もしばらくはホカホカ気分。
ここで冷たいビールでもゴクゴクといただくと言う事なし、気分は最高。
温泉には室内浴場、サウナ、露天風呂、屋内ジャグジーバス、温水プール、うたせ湯、レストラン、和室大広間、貸切個室などの施設があります。
◆ 筑前大島温泉「さざなみ館」 は都合により閉館しました。
ただし、 2010/8/7 時点ではレストランのみ営業していました。
大島の海岸沿い道路にはいがいと店がないです。
1本奥に入った支所周辺の道ぞいにいろんな店が並んでいます。酒屋、薬屋、食品店などあり「JA宗像おおしま支店」で大概の商品は調達できまが、日曜日は休みです。
そして、大島にコンビニはありません。
大島温泉「さざなみ館」に行く途中の安昌院そばに安倍宗任(あべ の むねとう)の墓があります。安倍宗任は平安時代中期の武将で奥州の豪族であったが、戦いに敗れ捕えられ、この大島に流罪になり、77歳でこの地で没した人です。
その当時大名格だった宗像氏の計らいで安倍宗任(あべ の むねとう)は大島の統領となり、自らの守り本尊の薬師瑠璃光如来を安置するために安昌院を建てたと云われています。
そして、この安倍宗任(あべ の むねとう)の子孫の一人に山口県出身の総理である安倍晋三氏がいます。
支所近くに6つの地蔵さんがならんでいます。
この地蔵の由緒は定かではないが、この近くに罪人(主に政治犯)の処刑場があり、処刑者の霊を弔うために作られたのではないかと地元の人は話してくれました。
大島にはいろんなところに多くの地蔵さんがあります。
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◆ 人気があり休日は人が多い筑前大島温泉「さざなみ館」
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◆ 内風呂、露店風呂、プールなどがある
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◆ 人気の露店風呂
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◆ 2010/8/7 時点 レストランは営業していました
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◆ 大島で唯一のお寺 曹洞宗 安昌院
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◆ 奥州の豪族であった安倍宗任の墓
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◆ 高台にある安昌院から望む大島の街並み
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◆ 大島支所近くにある六地蔵
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◆ JA宗像おおしま支店の売店 ※日曜日は休み
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◆ 大島で唯一の喫茶店サンピエール
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◆ 裏通り(店は裏通りにある)
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◆ 大島診療所もある
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◆ 漁港には漁船がたくさん
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◆ 旅館・民宿は数軒ある
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●津和瀬 (つわせ)
大島西部の津和瀬は沖に小島と奇岩が並び、釣も海水浴もできる場所です。近くに民宿もあるので、ここでキャンプする人は民宿で水を頂くと良いでしょう。
ここ大島周辺は良好な釣り場として有名であり、ほとんどの海岸で本格的な釣が楽しめます。特にチヌ釣りは人気があるとのことです。
現地の説明板によると寛永20年(1643年)にポルトガル人キリスト宣教師ら10人がこの地に上陸したが、キリスト教禁止令が出ていて一行は捕えられ江戸に連行された。
幕府はこの一件を重視し、全国の船付大名に通達を出した。この付近には遠見番所と役宅があったそうだ。
●大島灯台 (おおしまとうだい)
大島灯台周辺が大島で一番風光明媚な場所です。灯台と神崎鼻や周辺の風景はすばらしいですね。
また、ここには神崎鼻の先に馬蹄岩や灯台から約200m下った場所に三浦洞窟などがあります。
この三浦洞窟は寛永年間にキリスト教神父が隠れ住んでいたと言われています。今は洞窟の中にキリスト教を思わせる物はなにもなく、石仏が数体安置されています。
夏の暑い時でしたから200m下るのも、けっこうくたびれました。一度下って若干上って、また下った場所に洞窟があります。
まあ、行きは良いですが、帰りの上りがどっと疲れが出てきます。よかったら行ってみてください。
この大島一番の風光明媚な場所である大島灯台も、行くのに足がないのですよね。自転車では、坂道ばかりで、まず無理です。歩いて行くにも
ちょっと距離があり過ぎます。たぶん、歩くと片道1時間半から2時間かかると思います。
バイクのレンタルも昔はありましたが、今はありません。結局、バイクをフェリーで渡すしかないですね。
(2008/9)追記…最近タクシーがいるようです。詳しくはこのページの最後の案内をご覧ください。
(2010/8)追記…大島港ターミナルに電動アシスト自転車のレンタサイクルがありました。これだといくらか楽に回れるようです。
※ 大島島内を巡る観光バスができました。 (2017/7/10 記載)
大島ターミナル〜砲台跡(灯台の近く)往復 1日6便
詳しくはこちらをご覧ください。⇒ 大島観光バス「グランシマール」
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◆ 釣や海水浴もできる津和瀬の海岸
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◆ 津和瀬の海岸にある民宿
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◆ 大島で一番風光明媚な場所に建つ大島灯台
◆ 大正15年にできた大島灯台
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◆ 大島灯台周辺の海岸は絶壁
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◆ 風光明媚な神崎鼻
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◆ 神崎鼻
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◆ 大島灯台から200m下った所にある三浦洞窟
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旧砲台跡
大島灯台からすこし先に行き左に入ると旧砲台跡に出ます。この砲台は先の大戦の時に沖を通過する艦船を攻撃するために日本軍が造ったものです。
周りは村営の牧場となっており、放牧された牛がのんびりと草を食べていたりします。小高い丘の上にあり玄海灘の眺めがなかなか良い所で弁当を広げるにはもってこいの場所ですね。
近くには風車が創られており「風車展望所」となっています。
ここから大島灯台まできれいな遊歩道が続いており、海岸風景も良い場所なので時間があれば、大島灯台まで散歩がてら歩くのも良いです。
旧砲台跡の少し先に夏はキャンプ・海水浴などもできる岩瀬海岸があります。そこに鳥居が建っており沖津宮遥拝所と言うのがあります。
沖津宮遥拝所は、今でも女人禁制となっている沖ノ島に行けない女性達が沖ノ島の沖津宮を拝するために建てられたもので、ここから沖津宮を拝むようです。
ただし、沖ノ島は天気の良い日(空気の澄んだ日)にしか見えません。2017年7月9日に『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群 がユネスコの世界文化遺産に登録されましたが、この沖津宮遥拝所も登録された構成8資産の中のひとつです。
● クリック→沖ノ島の写真 (このように見えるわけではありません)
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◆ 旧砲台跡より風車展望所を望む
◆ 太平洋戦争時代の日本軍の砲台跡
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◆ 砲台跡
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◆ 夏はキャンプや海水浴もできる岩瀬海岸
◆ 岩瀬海岸にある沖津宮遥拝所 ※世界文化遺産
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◆ 沖津宮遥拝所 ※世界文化遺産
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御嶽山(みたけさん)、加代海岸(かしろかいがん)
筑前大島の最高峰「御嶽山」(標高224m)には自動車道路が山頂まであり、車で行けます。
また、船着場(市街地)の方から上る道もあります(階段の道です)
山頂部には御嶽神社と展望台や休憩所があります。
この展望台からは240度くらいのパノラマが広がっており遠くは山口方面から英彦山や犬鳴山、
宗像の四塚連峰、地島、相ノ島、沖ノ島、壱岐などの玄海の島々が望め、
春は桜やツツジの名所としても有名です。
加代(かしろ)海岸は大島北西端部にありキャンプ場として人気のある海岸ですが、海岸そばの空き地にテントを張ることになり、
5〜6テントでいっぱいとなります。平坦な場所が少ないですね。
それと、トイレはありますが飲み水は無いです。
小さな小川はありますが、水は汚いので飲み水にはなりません。海で泳いだ後の掛け水には使えそうです。
また、この加代(かしろ)は江戸時代の約300年間、福岡藩の流刑地(るけいち)とされた場所で、多くの流人は自給自足の生活をしていたようです。
幕末には勤皇の志士達も多数流されて来ました。藤四朗、月形洗蔵、日高四朗などが有名人です。
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◆ 筑前大島の最高峰「御嶽山」にある展望台
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◆ 御嶽山展望台から見る風車展望所
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◆ 「御嶽山」の山頂にあるにある御嶽神社
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◆ 御嶽神社は宗像大社 沖津宮の奥宮
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◆ 夏はキャンプができる加代(かしろ)海岸
◆ 江戸時代の約300年間、福岡藩の流刑地(るけいち)だった加代(かしろ)
■■■■■ 筑前大島点景 ■■■■■
◆ 大島歯科診療所
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◆ 大島を出航するフェリーおおしま
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◆ 漁港で泳ぐ地元の子供達
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◆ 工事中の大島海洋体験施設
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◆ 大島の駐在所
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◆ 消防署
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◆ 宗像市大島支所(旧大島村役場)
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◆ 路地から見る海
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◆ さざなみ館(レストランのみ営業中)
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◆ いろいろな所に祠や地蔵さんがある
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◆ 夢の小夜島
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◆ 「夢の小夜島」山頂には祠がある
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◆ 筑前大島の動画(約13分)
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大島船着場に自転車を貸してくれるレンタサイクルがあります。
しかし、大島はアップダウンが激しいので、普通の自転車で一周するには根性がいる(死ぬ思いをすることになる)。
自転車で行くなら反時計回りに岩瀬近辺までなら、なんとか大丈夫であろう(風向明媚な大島灯台付近は坂ばかりである)。
最近、レンタサイクルに電動アシスト自転車もあるようだ、これだと、いくらか楽かもしれない。
実際に電動アシスト自転車で大島を走った事がないので、なんとも言えないが、坂道の半分くらいは乗れる感じかな? と思います。しかし、残りの半分は押して行くことになりそうです。(たぶん)
バイクが一番楽チンで良いと思われるが、昔あった貸しバイクも今はなくなっています。バイクを持ち込むしかないです。
バイクなら、ゆっくり全島まわって3時間あれば十分だいじょうぶです。ちなみに歩いて灯台まで行くと1時間半から2時間かかる。
往復なら4時間程度かかることになる。それに坂道なのですごくクタビレます。
先日、大島に行ったときに20歳くらいの学生さん(男性)が一人で歩いていました。出発の時に宗像大社中津宮で出会い、後で町中で会いました。話をしてみると、大島港、中津宮、津和瀬、大島燈台、岩瀬、大島港(加代の方には行っていない)と歩いたようです。 時間は4時間くらいかかったようですが、
道が良いし、車が来ないので歩き易かった。と言っていました。秋とか春の気候の良い日なら、トレッキングのつもりで歩くのも悪くないようです。
大島には公共の交通機関であるバスはありませんがタクシーは最近(2008年)いるようです。
タクシーは走行距離により若干違いがありますが、島を一周すれば、だいたい1台4,000円〜5,000円程度だそうです。4,000円で一周してと言えば、そうしてくれるようです。3,500円で一周と言ってもOKかもしれない?(これは責任もてない) 4人で乗ればそう高くはないですね。
賢くタクシーを利用するなら、まず坂道の多い大島港ターミナル→津和瀬の海岸→「御嶽山」の山頂→そして大島灯台に行く、ここまでタクシーを利用して、そして徒歩で大島灯台から海岸の遊歩道を通り風車展望台→砲台跡→岩瀬(沖津宮遥拝所)→さざなみ館→安倍宗任の墓(安昌院)→夢の小夜島(かんす海水浴場)→街中と中津宮を散策→大島港ターミナル
と回ればタクシー代も半分の2000円程度、歩くのも若干の坂道がある程度で2時間程度で回れると思います。この方法とルートは結構いいかもしれない?
バイクも自転車も乗れないが車で島を観光したいなら、たいがいの旅館や民宿に軽四輪車があり、宿泊客を対象に島を案内しています。魚釣りをしたい人や自分で運転して観光したい人には軽ワゴンを1台4千円程度で
貸してくれるところもあるようです。宿泊客以外でもOKの宿もあるので交渉してみてください。
それに、期間限定で島内一周観光マイクロバスも運行されているようです(テレビでちらっと見ました)詳しいことは分かりません。
期間限定ですから常時ではありません。詳しいことは下記の観光案内所か喫茶サンピエールのママに電話して聞いてください。
サンピエールのママが先日「軽四輪を安く貸してくれる人を見つけた」 と言っていました。その人は軽四輪を2000円〜3000円(ガソリン代込み)で貸してくれるようです。
大島のために役立つなら私がなんでもしましょう、とサンピエールのママは言っていました。まあ〜礼儀として帰りにコーヒーぐらいは飲んで帰りましょう。
◆ 旧役場近く … 喫茶サンピエール TEL=0940-72-2222
(インターネットの「よかとこBY」見たのですが・・・車の手配お願いできますか・・・と言ってください。快く手配してくれるはずです。)
※ 大島島内を巡る観光バスができました。 (2017/7/10 記載)
大島ターミナル〜砲台跡(灯台の近く)往復 1日6便
詳しくはこちらをご覧ください。⇒ 大島観光バス「グランシマール」
◆ 旅館と民宿教えて?
◆ キャンプをするにはどこが良いの?
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[ 宗像市の魅力が満載♪ ふるさと納税 福岡県宗像市 特産品 返礼品 ]
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